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子育てパパランキング

2022年09月07日

す、すげぇ・・・ 〜 続けることが成功への唯一の道 〜

みなさん、こんにちは。

今回も、我が家でのちょっとした出来事から考える子育ての話。

よく言われる「努力は報われる」について。

努力が報われて成功するんじゃない。
成功するまでやり続けた人が、
結果的に「報われたね。」と言われるだけなんだ。

これは、私の「独り言語録」にある言葉です(笑)

努力は報われるのか、報われないのか、そんな議論をよく耳にすると思います。

私は、個人的にはどちらの意見でもありません。

これだけ努力すれば報われるよ、という定量化されたものがあるわけではありませんし、努力に対する感覚も人それぞれ違います。

だから、努力が報われたのか、報われなかったのか、ということはそもそも判別できないと考えています。

ただひとつ言えることは、「何かに成功した人は、成功するまでやり続けた」ということです。

私は、「続けること」が成功への唯一の道だと考えています。

大きな夢や目標に向かって進み続けていれば、いくつもの高い壁にぶつかることになります。

その壁を乗り越えて進むたびに、自分の能力はどんどん高まっていきます。

そして、自分が圧倒的成長を遂げた時、成功を手にするのだと思います。

進み続ければ成長し続け、できなかったことができるようになる。

できなかったことができるようになったことで、夢や目標を達成することができる。

論理的に考えても、「続けることが成功への唯一の道」というのは当然のことと言えるのではないでしょうか。

高い壁に跳ね返され、そこであきらめてしまえば、もちろん成功を手に入れることはできません。

努力するのではなく、ただひたすらに、「続ける」のです。

成功するまでやり続けた人が、成功を手にしたとき、結果的に「努力が報われたね」と言われているということです。


私は、子どもたちにも、幼いころからずっとそれを伝え続けてきました。

「はじめから上手くいくことなんてないんだよ。
 でもね、実は、絶対にできないことというのもないんだ。
 失敗しても、失敗しても、やり続けていれば必ず誰でも
 できるようになる。
 大切なのは、できるようになるまで続けることなんだよ。」

こう言われ続けて育った子は、どんなことにも失敗を恐れずチャレンジできます。

そして、続けていれば必ずできるようになるという経験を積み重ねていくので、簡単にあきらめたり、心が折れてしまったりということがありません。

失敗から学び修正する能力が身につくので、成長速度も圧倒的に早くなります。


先日、娘が何を見て影響を受けたのか分かりませんが、トランプタワーを作っていました。

トランプを三角形に合わせてピラミッドのように重ねていくあれです。

2段は難なくクリアし、3段も苦戦しましたが何とかクリア。

2022.9.7トランプタワー3段.JPG


そして、娘は4段に挑戦し始めました。

さすがにかなり難しいらしく、何度やっても上手くいきません。

3段目までいって崩れたり、最後の1段で崩れたりもしていました。

20回、30回と失敗するうちに、娘もだんだんイライラし始め、

「これ、無理じゃん・・・。できる人いるのかなぁ。」

と言いました。私は、

「でもさあ、始めのころより積み上げるの早くなったよね。このまま続けていけば絶対できるんじゃない。できるか、できないかは分からないけど、完成するまで続けるかどうかじゃない?」

と言いました。

「確かに、できるまでやれば、できるか・・・。縄跳びとかと一緒ってこと?」

「そうそう、縄跳びだって全然できないところから練習を続けて、すごく上手にできるようになったでしょ?逆に、今までやり続けてできるようにならなかったことってあったっけ?」

「うーん、ないかも・・・。よし、やるか!絶対完成させてやるー!」

こんなやりとりの十数分後、娘はみごとに4段タワーを完成させました。

2022.9.7トランプタワー4段.JPG
4段完成!

2022.9.7トランプタワーびっくり.JPG
自分でもビックリ(笑)

2022.9.7トランプタワーご満悦.JPG
あきらめなければ何でもできる!


発明王エジソンは言いました。

「私たちの最大の弱点は諦めることにある。
 成功するのに最も確実な方法は、
 常にもう一回だけ試してみることだ。」

常にもう一回、もう一回、と続けていればどんどん成功に近づいていき、最終的に必ずたどり着くことができるということです。

「努力したのに報われなかった」と言う人は、途中であきらめてしまった人なのです。

もしこの言葉が真実になる時があるとしたら、それは、必死にやり続けたにもかかわらず、成功しないままに自分の死を迎えた時だけなのだと思います。


私もまだまだ実現したい大きな夢がたくさんあるので、死ぬまで夢の実現を追い続けたいと思います。

あ、ちなみに、私は何度やっても4段トランプタワーを完成させることはできませんでした(笑)

我が娘ながら、マジですごいなぁ・・・


それでは、今日はこのへんで。


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posted by 塾長パパ at 10:08| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 子育て日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月05日

叱っていることの9割は、叱らなくていい

みなさん、こんにちは。


今回は、我が家でのちょっとした出来事から考える子育ての話。

子どもを叱り過ぎて後悔したり、自己嫌悪に陥ったりしているパパ、ママはけっこう多いのではないでしょうか・・・。


先週のある日、授業の合間にリビングに行くと、妻と子どもたちが夕食を食べていました。

少しだけ私も団らんにまざって話していた時、娘がお椀に肘をひっかけて、満杯の味噌汁をぶちまけてしまいました。

その時の妻の第一声は、

「何やってんの!」ではなく「火傷してない!?大丈夫??」でした。

その後、娘が「ごめんなさい。」と謝ると、妻が、

「うん、失敗は誰にでもあるからね。
 じゃあ次こぼさないようにするにはどうすればいいと思う。」

と娘に尋ねました。

「お椀を見える所に置く。」と娘。

このやりとりを見ていた私は、(さすが、すごいなぁ)と思いながら雑巾をとりに行きました。


子どもが何か失敗をして面倒なことをすると、親はつい怒ってしまいがちだと思います。

しかし、大人でも子どもでも、誰でも失敗はするものです。

間違えたり、失敗したりすることは決して悪いことではありません。

むしろ、間違いや失敗から学ぶことで人は成長していくのです。

だから、子どもが間違ったり失敗したりした時に親がするべきことは、叱ることではありません。

どうすれば、また同じ失敗をくり返さないですむかを考えさせることです。

ひとこと、

「こうならにようにするには、どうしたら良いと思う?」

と声をかければ良いのです。

そうすると、「失敗して親に怒られて落ち込んだという出来事」が「失敗し、そこから学び、成長につながったという経験」になるのです。

単なるネガティブな出来事で終わってしまうか、成長につながるポジティブな経験にできるかは、親の対応次第なのです。

親に怒られた出来事を積み重ねてしまった子は、自分から行動しようとはしない子に成長してしまいます。

余計なことをして怒られたら嫌だからです。

失敗を学びにする経験を積み重ねた子は、どんなことにも積極的にチャレンジし、圧倒的なスピードで成長していきます。

失敗に対するネガティブな感情がないからです。

2022.9.5ガミガミ.jpg
失敗を怒ったり、ガミガミいうのは逆効果


子育ての中で、子どもを叱ることがたくさんあると思いますが、私はその9割は叱る必要のないことだと考えています。

私は、子どもの行動を「単なる失敗」「相手を傷つける悪い行動」「自分の命に係わる危険な行動」に分けています。

叱るのは、後の2つだけ。

「単なる失敗」は先に述べたように学びにつながるように声がけをするだけです。

そして、後の2つについて叱るにしても、私の場合、大きな声を出したり、声を荒げて叱ったりは絶対にしません。

あくまで私の考えですが、そういう叱り方は意味がないと思っているからです。

大声で叱ってしまうと、子どもは怖いという感情が先に立ってしまい、肝心の内容が頭に入っていきません。

冷静かつ真剣に、そしておだやかに諭すだけです。

なぜそれをしてはいけないのか、子どもに考えさせながらおだやかに伝えた方が、子どもの頭と心の中にしっかりと残るのです。

叱る基準を明確にすれば、子どもの行動のほとんどは叱らなくてよいことなのではないでしょうか。


また、実は叱っていることの多くは、子どもの行動自体が良くないのではなく、子どもが親の言う通りにしないことへのイラ立ちが原因だったりもします。

「子どもは親の言うことを聞くもの。」

「親は子供をコントロールしなければいけない。」

「子どもが親に口答えなんかしてはいけない。」

そういった思い込みを持っていると、子どもが自分の思い通りの行動をしなかっただけでイライラしたり、叱ってしまったりします。

子どもは叱られるようなことをしていないにもかかわらず・・・。

そして、子どもに「ああしなさい、こうしなさい。」とこと細かに指示してしまうようになるのです。

しかし、そうやって育てられた子は、自分からは何もせず、誰かの指示を待つようになってしまいます。

もし、「子どもが自分で考えて行動しないから、あれこれ言わざるを得ない」と思っている方がいらっしゃるとしたら、それは考え方を180°変えた方が良いかもしれません。

実はそれは逆で、「失敗を叱り、あれこれ口を出し過ぎるから、子どもが自分で考えることを放棄する」のです。


私は、子育てを、

「親が子に言いたいことをどれだけ我慢できるか大会」

と呼んでいます。

これは、私が子どもに余計な口出しをしそうになった時に自分を戒める言葉でもあります。

私は、子どもが自律し、自立できるように育てるためには、親の口出しは最小限にとどめるべきだと考えています。

もし、子どもにあれこれ言い過ぎてしまっているという方は、言いそうになったひと言を、ぐっと飲みこんでみてください。

全ては難しいと思いますし、さすがに言わなければならないということもあると思うので、始めは3回に1回くらい我慢できれば良いと思います。

それを続けていくと、少しずつ子どもにも変化が表れてくるはずです。

あらかじめ、子どもたちに、

「お父さんとお母さんは、自分で考えて行動できる人間に成長してほしいから、これからできるだけ口出ししないようにするからね。あなたならできるはずだから、自分をコントロールして、しっかりやるんだよ。」

と伝えておくと、さらに効果的です。

私も、子どもたちにはそのように伝えています。

これは、子どもへの信頼期待を伝える言葉でもあります。

信頼され、期待されていることを感じた子どもたちは、自分の行動に責任を持つようになります。


子どもを叱ってばかりで子育てが上手くいっていないという方は、ぜひ、

「叱っていることの9割は叱らなくていいこと」

「ネガティブな出来事ではなく、ポジティブな経験にする」

「子育ては、親が子に言いたいことをどれだけ我慢できるか大会」

「子どもをコントロールしようとしない」

と言ったことを意識してみてはいかがでしょうか。

2022.9.5見守る.jpg
子どもにあれこれ言うのではなく、見守り、励ますのが親の役目


少し長くなってしまいましたが、
このブログが少しでも皆さんの子育ての役に立てば幸いです。

それでは、今日はこのへんで。



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2022年09月01日

頭のよい子に育てない子育て #6 〜すべては人格という土台の上に〜

みなさん、こんにちは。


今回は、久しぶりの「頭のよい子に育てない子育て」シリーズ。

前回、子育てで目指すべきは、「豊かな人格」を育むことだという話を書きました。

では、「人格」とはいったい何なのか?

ある辞書には、


@独立した個人としてのその人の人間性。その人固有の、人間としてのありかた。

Aすぐれた人間性。また、人間性がすぐれていること。


と書かれています。

つまり人格とは、その人そのものを表す言葉でもあり、優れた人間性をさす言葉でもあるわけです。

人間性の素晴らしい人を「人格者」と言いますよね。


では、なぜ私が人格をこれほど重要だと考えているのか。

それは、どんなに高い能力やスキルを持っていたとしても、それをどう生かすかは人間性にかかっているからです。


例えば、科学の高度な知識やスキルを持っていたとしても、人間性が悪ければ、それを活かして人を気付つける道具を作り出してしまうかもしれません。

日本中にとてつもない衝撃と悲しみを与えた安部元総理大臣殺害事件は、まさにこの典型でした。

例えば、高いコミュニケーション能力を持っていたとしても、人間性が悪ければ、それを活かして善人の懐に入り込み、言葉巧みにだまして詐欺などの犯罪を働くかも知れません。


社会正義に反することをして、幸せを手にすることはできません。

悪いことをすれば、それは必ず悪い報いとして自分に返ってきます。

「因果応報」は、人生における原理原則なのです。


最近、歌舞伎役者で俳優の香川照之さんが、3年前の性加害が明るみに出たことにより、猛烈な批判にさらされています。

俳優としての実力も申し分なく、高い人気があり、東大卒という学歴まである人でも、社会正義に反する行動をとってしまえば、必ずその報いを受けます。

もし、彼が事の重大さを認識しておらず、バレずに解決できたと思っていたのだとしたら、それがこの因果応報を強く引き寄せたのかもしれません。

自分の行いを本当に悔いていたら、被害者の方に心から謝罪した上で、PTSDから回復するまで誠実に対応していたはずです。

そうしていれば、また違った結果になっていたかもしれません。

いずれにしても因果応報は絶対なのです。

彼にはこの事実が一生ついて回ることになります。

これから大変厳しい人生になることでしょう。


このように、いくら高い能力や卓越したスキルをみにつけていようと、すごい学歴があろうと、有り余るほどのお金をもっていようと、人格という土台が無ければ、幸せな人生を歩むことはできないのです。


だから、私は、「人格」を子育ての中心に置いているのです。

子どもに幸せな人生を歩んでほしいと思うなら、やはり子育てでも人格を最重要視しなければならないのです。


さて、これだけ私が人格、人格と言っていると、次のような疑問を持つ方もいるかもしれません。


人格さえ磨いていれば、勉強や運動をはじめとした様々な能力やスキルは身につけさせなくても良いのか?

人格、人格と言っているうちに勉強がついていけなくなったりしたらどうするのか?

人格を磨いただけで、しっかりと仕事をして生きていけるのか?

人格を磨くと言っても、人格の何をどう磨けばよいのか?



結論から言いますが、人格を磨いていけば、「結果的に」学力も含めたあらゆる能力が高いレベルで身についていきます。


それは、なぜか?

また、人格と一言で言っても、具体的に人格の何を磨いていけば良いのか?


私が考える、子育てで磨くべき人格はたったの2つ。

それは、

「どんなことにも失敗を恐れずに全力でチャレンジし、
 自分を成長させる姿勢」

2022.9.1チャレンジ.jpg

「すべてのことに感謝し、周りのすべての人を思いやる心」

2022.9.1思いやり.jpeg

の2つです。

この人格の2本の柱を高める子育てをしていけば、結果的にあらゆる能力が身につきます。

人を思いやる心は、コミュニケーションの大原則です。

そこを突き詰めていけば、結果的に高いコミュニケーション能力やリーダーシップが身につきます。

また、どんなことにもチャレンジし、失敗から学び、成長していくという習慣が身につけば、勉強やスポーツ、遊び、目の前にある様々なことに全力で取り組むようになります。

そうすると、学力はもちろん、運動能力や様々なスキルも結果的に身についていくのです。

あくまでも、この人格を磨いていくことで結果的に身についてくるというところが重要なのです。

テストで良い点数をとるために親が子に勉強させるのではなく、自分の脳と心を鍛えるために、子どもが自ら考え、自ら勉強するように導いていくのです。

それが、私が13年間実践してきた、子育てです

テストでいい点数をとれるようにとか、いい高校、いい大学、いい会社に入れるようにとかは、まったく考えていません。

だから、私はこの子育てメソッドを、

『頭のよい子に育てない子育て』

と呼んでいます。

「人を思いやる心」と「自分を成長させる姿勢」、この2本の柱を追求する子育てをしていけば、子どもは「あらゆる能力を身につけ、人から愛され、信頼される人間」に成長していくのです。


今、子どもの学力や人間関係などで悩んでいる方もたくさんいらっしゃると思います。

そんな方はぜひ、学力やスキルを追うことをいったんやめて、人格の2本柱を中心とした子育てを意識してみてください。

きっと、今まで悩んでいたことがウソのように子育てが楽しくなると思います。

そして、お子さんにも大きな変化が現れることでしょう。

「頭のよい子に育てない子育て」の具体的な方法についても、今後少しずつ書いていきたいと思いますが、まず第一に考えていただきたいのは、「親が手本を示す」ということです。

親が周囲の人を思いやる姿、親が何かにチャレンジし成長していく姿、そんな親の姿を見て子どもは学んでいくのです。

これは、子育ての原理原則でもあります。

子は親の鏡、まさにその通りです。

人格主義の子育てには、まず親自身が、常に人格を高めるという意識を持つことが大切なのです。

私自身、まだまだ人間として未熟です。

日々、必死に人格を磨いているところです。

子どもたちに負けないように成長していこうという意識で生活しています。

それでいいのだと思います。

親は絶対ではありません。

親が正しいわけでもありません。

私なんて、子どもたちに悩みを相談することさえあります(笑)

そうやって、親子でともに成長していこうという気持ちでいれば、子育ては上手くいくような気がします。

悩んでいる方は、少し肩の力を抜いてみるといいかもしれませんね。


「頭のよい子に育てない子育て」が少しでもみなさんの子育てに役立てば幸いです。


それでは今日はこのへんで。



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posted by 塾長パパ at 16:26| 宮城 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 頭のよい子に育てない子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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