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子育てパパランキング

2022年10月28日

頭のよい子に育てない子育て #8                 『実は間違いだらけな子育ての常識A』

みなさん、こんにちは。

明日は娘の学芸会、日曜日は娘の野球の大会運営&息子の野球部の親子対決と、今週末もバタバタな塾長パパです。


今回も「頭のよい子に育てない子育て」シリーズ、前回の続きです。

前回は、私が考える「実は間違っている子育ての常識」について書きました。

私がパッと思いつく間違っている常識として挙げたものは以下の10個です。


@子どもが親の言うことを聞くのは当たり前?

A子どもは親を信頼している?

Bしつけは厳しくするべき?

C子どもが失敗しないようにサポート?

Dゲームやスマホを持っていないと仲間外れになる?

E良い中学、良い高校、良い大学、有名企業?

Fテストの点数が良ければ褒める?悪ければしかる?

G先生の教え方が悪い?学校の対応が悪い?

H英語、音楽、スポーツ・・・、早期教育は大事?

I子育てに正解はない?

前回は@について書いたので、今回はAについて書きたいと思います。


親のみなさんの中には、子どもは無条件で親を信頼しているものだ、と思っている方が少なからずいるのではないでしょうか。

そうは思っていないという人でも、前回書いたように、子どもは親の言うことを聞くのが当たり前だと考えているとしたら、その根底にはこの考え方があります。

子どもは親を信頼しているはずだから、言うことを聞かないなんてことはありえない、と・・・。

しかし、残念ながら、たとえ血のつながっている親子だとしても、無条件で信頼関係が成立しているということはありません。

親子でも、信頼は時間をかけて築いていくものなのです。


では、子どもから信頼されている親と信頼されていない親の違いは何か。


それは、前回の記事にも少し書きましたが、子どもをコントロールしようとしているかどうかということです。

言い換えれば、
「子どもを一人の対等な人間として見ているか」ということです。


子どもは親の言うことを聞くのが当たり前だと思い、あれこれ口を出し過ぎたり、言うことを聞かなかっただけで叱ったりすることは、親子の信頼関係を崩壊させてしまいます。

子どもの考えを無視して親の考えを押し付けることは、子どもを一人の対等な人間として見ていないということです。

それがたとえ親だとしても、自分を尊重してくれない人を信頼することはできません。

そして、子どもはますます親の言うことを聞かなくなり、親のイライラはさらに増すばかり、といった悪循環に陥ってしまいます。


また、親の言行不一致も信頼を失う大きな原因になります。

言っていることとやっていることが矛盾している親を信頼できるはずがありませんよね。

よくあるのが、親がスマホをいじりながら「スマホばっかりいじっていないで、勉強しなさい!」と子どもに言う、という場面。

私は学習塾で多くの子どもたちと接していますが、これに対する子どもたちの不満はとても大きいです。

「親だってずっとスマホいじっているくせに、子どもにばっかり言うのっておかしくないですか?」

とよく言われます。

言っていることとやっていることが矛盾しているにもかかわらず、子どもに言うことを聞かせてコントロールしようとする、これでは信頼できる理由がまったくありません。



逆に、信頼される親は子どもをコントロールしようとはしません。

子どもの考えに耳を傾け、その考えを尊重し、決して親の考えを押し付けたりはしません。

ただし、親の経験上からのアドバイスはしますし、困っている時は全力でサポートします。

簡単に言えば、まさに無条件で子どもを愛しているということです。

親の言うことを聞かなかった、悪い成績をとった、徒競走で1位になれなかった、そんなことで子どもに対する態度を変えたりはしません。

どんな時でも、子どもをしっかり見守り、子どもの考えや行動選択を尊重し、最低限のサポートを全力で行う、そういった関わり方が親子の強い信頼関係を築くのです。

「無条件で子どもを愛する」「子どもを信頼しきる」、この2つができている親は、子どもとの信頼関係をしっかり築けているのだと思います。

親を信頼している子どもは、親のアドバイスを素直に受け入れることができます。

親の経験にもとづくアドバイスを吸収しながら、自分で考え、より良い行動を選択できるようになるので、成長も自立も圧倒的に早くなります。

当然、子育てのストレスはほとんど無くなります。


子どもが親の言うことを聞かないのは、反抗期だからというだけでなく、親子の信頼関係を築けていないからという場合が多々あります。

信頼関係を築けているかどうかは、自分の親としての姿を、自分の上司に置き換えてみると客観的に判断することができます。

はたして信頼できる上司と言えるかどうか、おのずと答えが出てくると思います。

何かにつけてガミガミ怒ったり、自分のやり方を押し付けてくる上司はどうでしょう。

部下の自分のことを信頼していないと感じるでしょうし、そんな上司を信頼することはできませんよね。

逆に、自分を信頼して仕事を任せてくれて、困った時や失敗した時に助けてくれる上司ならば、心から信頼できるのではないでしょうか。

もし親としての自分が自分の上司だったらちょっと信頼できないなぁ、と思った方は、子どもに対する接し方を変えれば良いだけです。

自分が信頼できると思う上司像を、子どもに対して演じてみることから始めると良いと思います。

演じているうちにそれが本当の自分になります。


2022.10.28ガミガミ上司.jpg
親としてのあなたは、ガミガミ上司になっていませんか?

2022.10.28理想の上司.jpg
あなたが理想だと思う上司像を演じてみましょう!


私が考える信頼できる親の資質です。

★子どもを一人の対等な人間として尊重する

★親の価値観を押し付けない

★困っている時は支援する

★落ち込んでいたら励ます

★子どもに手本を示す

親に限らず、信頼できる人というのはこういう人ではないでしょうか。

子どもとの強い信頼関係が築ければ、子育ては劇的に楽しくなります。

私自身も、親子の信頼関係をさらに強めていけるよう精進していきたいと思います。



それでは今日はこのへんで。



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posted by 塾長パパ at 13:28| 宮城 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 頭のよい子に育てない子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月20日

頭のよい子に育てない子育て#7             『実は間違いだらけな子育ての常識@』

みなさん、こんにちは。

娘の野球の審判であちこちが筋肉痛になり、「本気で運動しないヤバい!」と思いながら、教室にこもってブログを更新している塾長パパです(笑)


今回は、前回からだいぶ間が空いてしまいましたが、

久しぶりの「頭のよい子に育てない子育て」シリーズ。

前回までは、「頭のよい子に育てない子育て」とはどんなものなのか、その土台となる価値観を書いてきました。

ここから数回は、「子育ての常識」について書いていきたいと思います。

またとびとびの更新になってしまうと思いますが、少しでもみなさんの子育てに役立つものがあれば幸いです。

まず結論から言いますと、多くの親が当たり前だと思っていることでも、実は子どもの成長にとってマイナスになってしまっていることがけっこうあります。

私が考える「実は間違っている子育ての常識」はパッと思いつくだけでもこれだけあります。

@子どもが親の言うことを聞くのは当たり前?

A子どもは親を信頼しているはず?

Bしつけは厳しくするべき?

C子どもが失敗しないようにサポート?

Dゲームやスマホを持っていないと仲間外れになる?

E良い中学、良い高校、良い大学、有名企業?

Fテストの点数が良ければ褒める?悪ければしかる?

G先生の教え方が悪い?学校の対応が悪い?

H英語、音楽、スポーツ・・・、早期教育は大事?

I子育てに正解はない?

他にもまだまだたくさんあると思いますが、私が日常的に感じているものをザっと挙げてみました。

どうでしょう、みなさんの中でも当てはまるものがいくつかあったのではないでしょうか。

2022.10.20間違った常識@.jpg

えっ!全部当たり前じゃないの!?

と思った方もいるのでは・・・。


さて、今回は@について、私の考えを書きたいと思います。


@子どもが親の言うことを聞くのは当たり前?

親が「部屋を片付けなさい」と言ったら部屋を片付ける、「勉強しなさい」と言ったら勉強する、子どもはそれが当たり前だと思っている親は多いのではないでしょうか。

子どもが言うことを聞かないと怒ってしまう、「子どもなんだから親の言うことをちゃんと聞きなさい!」と常に言ってしまっている、そんな親も多いかもしれません。

また、「ちゃんとママの言うこと聞いてえらいねぇ」などと他人の子を褒めている人も、同じような考え方を持っている可能性が高いです。

親の言うことを聞く子は良い子だと・・・。


でも、残念ながらこれ、間違いです。

親と子は主従関係でもなければ、親の言うことがすべて正しいわけでもありません。

それなのに、子どもは親の言う通りにすべきだというのはあまりに乱暴すぎます。

そう考えてしまっている親は、親が上で子どもは下という上下関係を前提に子どもと接してしまっています。

自分の言っていることが正しいかどうかよりも、子どもが言うことを聞くかどうかにフォーカスしてしまっているのです。

しかし、そもそも親と子どもは対等な一人の人間です。

親の方が長く生きているので、いろいろな経験をしている分、少し世の中のことを多く知っているだけです。

親は子どもを養っているのだから対等ではない、という親もいるかもしれません。

しかし、自分の子どもを自分で育てるのは、それこそ当たり前ではないでしょうか。

自分たちで育てるということを前提に子どもを授かっているのですから、それで親が上だという理由にはなりません。

だから、子どもが親の言うことを聞かなければならない理由は、実はひとつも無いのです。

また、言うことを聞かなかった時に厳しく叱り、親の言う通りにばかりさせていると、子どもの成長に大きな悪影響を与えてしまいます。

いわゆる「指示待ち人間」になってしまうのです。

親に言われたことだけやれば良い、余計なことをして怒られるくらいなら何もしない方が良い、という考え方が定着してしまい、「自分で必要なことを考えて行動する」ということができなくなります。

これは、楽しく幸せな人生を送る上で、致命的なマイナスと言えるでしょう。


子どもの幸せを願うなら、親の言うことを聞く子に育てるのはやめるべきです。

これは、親の言うことを聞かない子に育てるという意味ではありません。

もちろん、子どもが親の言った通りに行動することもあるでしょう。

親の言う通りにしたとしても、大切なのは、子ども自身がその行動を
選択するべきだと判断したということなのです。


この常識破りともいえる考え方が定着すると、子どもとの関わり方が大きく変わってきます。

私自身がこの考え方によって大きく変わったのは次の3つです。

・「〜しなさい」という命令口調の言葉を使わなくなった。

・子どもの行動に対して、最低限のアドバイス以外、極力口を出さなくなった。

・子どもが親のアドバイス通りに行動しなくても、イライラしなくなった。


私は、子どもたちに対して何か言う時は、「〜した方がいいんじゃない?」「〜するの手伝ってくれる?」といった、アドバイスやお願いの言葉しか使いません。

「〜しなさい」という言葉は、上から命令している言葉で相手に選択の余地を与えておらず、「一人の人間として尊重されていない」と感じさせてしまうからです。

それでは、言われた側も素直に内容を受けとめることができなくなります。

あくまでも、行動選択の最終判断は子どもに任せることが大切です。

また、私は、子どもたちの行動に極力口を出さないようにしています。

自分で考えて適切な行動を選択できるようになってほしいからです。

もちろん、アドバイスしたり、求められれば全力でサポートしたりもしますが、必要以上の口出しはしません。

子どもは、自分で判断して行動し、その結果をしっかりと受け止め、次の行動に生かしていく、ということをくり返していく中で判断力や自信を養っていきます。

親が自分を対等な一人の人間として信頼し、自分の判断に任せてくれているということを感じれば、自己肯定感や責任感も向上していきます。

この「成長サイクル」に入ってしまえば、子どもの行動で親がイライラすることは無くなります。


今の私は、中1の息子に関しては、ほとんど口を出すことはありません。

息子が困っている時に、ちょっとしたアドバイスをするだけです。

小3の娘に関しては、まだアドバイスは多めですが、それでも最終的には自分で判断して行動させるようにしています。

2人にはずっと、

「親の言う通りにする必要はないから、自分で必要なことを考えて行動するようにしてみな。もちろんアドバイスはするけど、それも参考にしながら自分で判断すればいいから。」

と言い続けてきました。


子どもが自分で考えて行動してくれなくてイライラするという方は、
ぜひ次の2つを意識して子どもと接してみてください。

@「〜しなさい」という命令口調の言葉を使わない。

「〜した方がいいんじゃない?」「〜するの手伝ってくれる?」とだけ伝え、あとは子どもの判断に任せる。

A子どもの行動に対して、最低限のアドバイス以外、
 極力口を出さない。
  
これはもう我慢大会だと思いましょう!(笑)


そして、実は、この考え方や子どもとの関わり方が、間違った子育ての常識Aで挙げた「子どもは親を信頼しているはず?」に大きく関わってくるのですが、その話はまた次の時に書きたいと思います。


それでは今日はこのへんで。



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posted by 塾長パパ at 15:04| 宮城 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 頭のよい子に育てない子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月13日

恐怖の通信表 −昨日から2学期がスタート!−

みなさん、こんにちは。

後回しにしまくっていたマイナンバーカードの申請を、先ほどやっと家族全員分完了した塾長パパです。

子どもたちは、先週で1学期が終了し、4連休という短い秋休みをはさんで、昨日から2学期がスタートしています。


先週金曜日の終業式(放送形式)では、娘が3年生の代表として1学期のふり返りを発表してきました。

前日に娘が書いた原稿を見せてもらいましたが、よく書けていました。

1学期はたくさんのことにチャレンジしたこと、苦手なことも頑張って続ければできるようになること、小さな目標を立てて、それをクリアしていくようにするとチャレンジを楽しめること、などが書いてありました。

私が「頭の良い子に育てない子育て」の2本柱としていることは、

「すべてのことに感謝し、周りのすべての人を思いやる心」

「どんなことにも失敗を恐れずに全力でチャレンジし、自分を成長させる姿勢」

です。

その2本柱のひとつである「チャレンジで自分を成長させる姿勢」を、娘がしっかりと身につけられていることが分かる作文でした。

読んでいてとても嬉しくなりました。

何度も発表の練習をしていった娘。

終業式本番も落ち着いてうまく発表できたとのことでした。

2022.10.13終業式発表.JPG


また、終業式の日には、もちろん息子も娘も通信表をもらって帰ってきました。

息子は、前日の夜、

「通信表やばいかもしれないなぁ〜、ちょっとふざけすぎたかも。」

などと言っていましたが、主要5教科と体育の評定はしっかりととれていました。

実技教科の音楽と技術・家庭については、これはもうセンスも関わってくるので仕方ないなと(笑)

音楽を聞くのも、歌を歌うのも大好きなんですけどねぇ・・・。

同じくセンスが問われる美術もやばいだろうなぁと思っていましたが、意外にもこちらは大丈夫でした(笑)

息子いわく、

「先生に気に入られているからね(笑)」

だって。

ちゃんと実力で取ってきなさいよ。


さて、娘の方は、兄と違って極力勉強はやりたくないタイプ・・・。

通信表に対しては不安しかありませんでした(笑)

しかし、ふたを開けてみれば良い意味で意外過ぎる評価でした。

なんと、ほぼ満点に近い評価でした。

せ、先生、これは何かの間違いでは・・・。

と、私と妻(笑)

まあ、娘なりに学校でいろいろ頑張った成果なのでしょう。

先生に感謝しながら、娘を褒め、

「2学期はここから落ちないようにめちゃくちゃ頑張らないといけないね。
 あとは、生活面のところをたくさん上げられるように頑張ろう!」

と声をかけました。


私は、教科の評価ももちろん見ますが、それ以上に重要視しているのが生活面の評価です。

そこに表れているのは、まさに「人格」の評価だからです。

息子にも娘にも、

「お父さんは、この生活面がとても大切だと思っているんだ。
 人への思いやり、ルールを守る、自分で考えて動く、協力する、命を大切にする、
 人としてすごく大切なことがいろいろ入っているでしょ。
 だから、2人ともここを高められるように頑張ろう。」

と、ずっと言い続けています。

2学期もたくさんのチャレンジから様々なことを学び、2人ともさらに大きく成長してほしいと思います。


では、今日はこのへんで。


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posted by 塾長パパ at 11:11| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 子育て日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月03日

そりゃ、学校行きたくないよね ―疲労、打撲、全身筋肉痛―

みなさん、こんにちは。

月曜日の日中が一番ゆっくりできる塾長パパです。


先週末は、金曜日は仕事前に息子の授業参観&学年懇談会、土曜日は仕事と娘の野球を行ったり来たり、日曜日は一日中野球の試合の会場運営、とフル稼働でした。

娘が野球を始め、久しぶりに味わう週末の絶望的な疲労感(笑)

まあ、何だかんだ楽しく過ごせているので、心地良い疲労感でもあるのですが。

塾の授業は夕方からなので、月曜日の日中にゆっくりできるのは本当にありがたいことです。

学習塾&自営業万歳!(笑)


さて、今回はその野球での娘の話と、今朝の娘の登校拒否未遂の話(笑)


土曜日、練習を終えて帰ってきた娘は、

「明日の試合、私、出るのかなぁ・・・」

と、ものすごく不安な様子。

そう、翌日の試合は5年生以下の新人戦の大会。

5年生以下は娘を入れて11人なので、もしかしたら試合に出るかもしれないという状況だったのです。

私は、

「まだ何も覚えていないから、出ないと思うよ。」

と答えました。それでも娘は、

「絶対に?」

としつこく聞いてきます。

「絶対にとは言えないけど、まず出ることはないと思うよ。ただ、誰かがケガをして人数が足りなくなったりしたら、出なきゃいけなくなるかもしれないから、心の準備はしておかないとね。」

と私が言うと、

「やだなぁ。だって、まだ何もできないもん。」

と娘。

とにかく試合に出させられたらどうしようという不安が大きい様子でした。


娘は、練習を重ねてある程度しっかりできるようになってから試合に出たいタイプ。

練習では何度失敗してもいいし、それをくり返せばできるようになる、ということも分かっているのでどんどんチャレンジするのですが、本番は成功させたいという想いが強いんですね。

ここに関しては息子とまったく同じです。

だから、準備不足の状態で試合に出ることは絶対に嫌なんだと思います。


そして、試合当日・・・。

2022.10.3ユニホーム@.JPG
まだ新しいユニホームが届いていないので、
お兄ちゃんのユニホームを着用。試合に出る
かもしれないという不安で表情が硬い(笑)

私は会場準備で走り回っていたので知らなかったのですが、娘は監督のもとに1人で行き、

「今日、私は試合に出ますか?」

と聞いたようです。監督が、

「お、出たい?」

と聞き返すと、

「もっと練習して、できるようになってから試合に出たいです。」

と自分の想いをはっきり伝えたとのこと。監督は、

「オッケー、分かった。じゃあ、今日は試合がどんな感じなのかとか、試合中に何をすればいいのかとかを勉強しよう。」

と言ってくれたようです。


そのやりとりの後で監督と話した時、

「試合に出るかを聞きに来たときはものすごく緊張した顔だったけど、試合に出なくていいってわかった時、表情がめちゃくちゃ明るくなってたよ(笑)」

と教えていただきました。

娘も私のところに来て、

「監督に今日は試合を見て勉強すればいいよって言われた!」

とニコニコ顔で言っていました。私は、

「良かったね。じゃあ、今日は声を出して応援しながら、出ない選手は試合中に何をすればいいのか、しっかり勉強して覚えよう!」

と伝えました。

試合中、娘は、自分のやるべきことをコーチのみなさんに教えてもらいながら、一生懸命頑張っていました。

試合前のアップでは、フライの打球が脇腹に直撃し、かなり痛そうでしたが耐えて頑張りました。

日差しが強い中だったので、途中疲れて座っていることもありましたが、頑張っていろいろ学んでいる様子でした。

試合は2連勝し、次のステージに進むことができました。

おそらく次の試合は11月になると思うので、それまでにしっかり練習を積み重ね、試合に出たいと思えるようになってほしいなぁと思っています。


さて、土日でフル活動した娘はもうヘトヘト。

昨日の夜も、いつもは一緒にイッテQを見て寝るのですが、イッテQが始まって3分で寝てしまいました。

私は、疲れすぎている娘を見て、こりゃ明日の朝はグズグズしそうだなぁ、と感じました。


はい、今朝はその予想通りでした(笑)

私のベッドで一緒に寝ていたのですが、朝起きると、

「体中痛くて、起きられない。」

「打球が当たったところが痛い。」

「学校に行きたくない。」

と言ってシクシク涙を流していました。

私は、

「昨日、頑張ったもんね。すごく疲れたし、打撲と筋肉痛も痛いよね。」

と言って、娘をぎゅっと抱きしめました。そして、

「野球に慣れるまでは大変だけど、慣れると痛くなくなるからさ。下までおんぶしていってあげるから、頑張って行こう。学校も送り迎えしてあげるから。」

と声をかけました。

娘は、

「起き上がれないから、起こして。」

と言いました。

私はホッとして、娘の体を起こしてあげ、おんぶしてリビングまで連れていきました。

ここまでくれば大丈夫、娘は学校へ行きます。


私は、子どもが学校へ行きたくないと言った時、頑張って行かせるか、休ませてあげるかの判断に基準を設けています。


友だち関係のもつれや先生との関係など、学校生活の中で心に強いストレスがかかっている時は、状況を見て休ませてあげることもあります。

これは、自分で解決することが難しい場合もあり、心を休ませてリセットしてあげる必要があるからです。

そうすると、子どもは、親は自分のことを理解してくれているし、困った時は必ず助けてくれる、という安心感を確認することができ、困難な状況にも立ち向かっていけるようになるのです。


しかし、学校生活が上手くいっている中で、疲れているからとか、何となく行きたくないからという理由の時は、何とか頑張って行かせるようにします。

それは、あくまで自分との闘いだからです。

私は、子どもたちに、弱い自分に打ち克つ精神力や、自分の感情や思考、行動をコントロールするセルフコントロール能力を身につけてほしいと思っています。

また、学校生活に問題が無い場合は、学校に行ってさえしまえば、楽しく過ごして帰ってくることがほとんどです。


ただし、私は、学校に行かせる場合でも、子どもたちのつらいという気持ちには必ず共感した上で、そっと背中を押す声がけをするように気をつけています。

頭ごなしに、「グズグズしないで、さっさと準備しなさい!」などと叱ってはいけません。

そういった対応を続けていると、子どもの親に対する信頼は無くなり、親が何を言っても聞く耳を持たなくなります。

そして、つらいことがあっても親に相談できず、自分で抱え込むようになります。

そうなってしまうと、事態はより悪い方向に進んでいきます。

そうならないように、子どもは子どもなりに頑張っていること、大人が大したことないと思っても子どもにとってはかなりつらい時もあること、そこを理解し子どもに寄り添ってあげることが大切です。


今回は、娘の野球の様子、そして今日の朝のできごとから、子どもが学校へ行きたくないと言った時の対応について書いてみました。


今週は気温もだいぶ秋らしくなってきそうです。

朝晩はかなり冷え込む日もありそうですので、体調管理に気をつけたいですね。

今週末は3連休、子どもたちは秋休みで4連休!

私は祝日も関係なく仕事ですが・・・。

また1週間頑張りましょう!p(^-^)q


では、今日はこのへんで。



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posted by 塾長パパ at 13:31| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 子育て日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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