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子育てパパランキング

2023年02月23日

息子よ、よくわかるぞ、その気持ち

みなさん、こんにちは。

今日は祝日ですが、いかがお過ごしでしょうか。

私はいつも通り夕方から授業です。

息子は、午前中が部活。

午後は音楽を聞いたり、漫画を読んだり、気が向いたら勉強してみたりと、ゆっくり過ごしているようです。

娘は、朝からおばあちゃんと日帰り温泉ツアー(笑)

野球の練習が無い休日はめったにないので、数日前からとても楽しみにしていました。

今ごろ、何度もお風呂に入って、美味しいものを食べまくっていることでしょう。

私と妻はというと、車で30分ほどのところにある前から気になっていた韓国料理のお店に行き、早めのお昼ご飯を食べてきました。

韓国人の女性の方が個人で営んでいるお店なのですが、とても美味しく頂きました。

妻は「豚キムチ石焼」、私は「プルコギ丼」を頂きました。

私たちが食べ終わるころには次々にお客さんが入ってきていたので、かなりの人気店なのでしょう。

フライドチキンとヤンニョムチキンをお土産に買ってきたので、仕事終わりの晩酌が楽しみです(笑)

妻は、20年前、いわゆる第1次韓流ブームからの韓国フリーク。

その影響で私も、韓国料理はもちろん、韓国ドラマ、K-POPが大好きになりました。

今日の夜は、チキンとビールを楽しみながら、妻に勧められて今ハマっている韓国ドラマを見たいと思います(笑)


さて、今回は前回の続きの子育て日記。

息子の期末テストについてです。

テストの翌週、主要5教科のうち、国語、英語、理科、社会が先に返され、そこまでの4教科の合計はこれまでで一番良い結果となっていました。

数学さえいつも通りにとれていればかなりの高得点ということで息子も期待していました。

そして、数学が返された日、息子はガッツリ落ち込んで帰ってきました(笑)

詰めの甘さは毎度のことなので、私と妻は「やっぱりね」といった感じでしたが。

数学も悪い点数ではなかったのですが、息子にとってはショックな点数だったようです。

分からない問題があったわけではなく、表現のミスで減点されまくっていました。

他の4教科が良かっただけに、なおさらショックが大きかったのでしょう。

私は、

「まあ、結果はショックかもしれないけど、今回、自分なりに前回より頑張ったならそれでいいんだと思うよ。あとは、今回の結果で分かった課題を改善して、それを次に活かすってことがすべてだしね。」

とだけ伝えました。


実は、私には息子の気持ちがよく分かっていました。

中学2年生の時に、私もまったく同じようなことをやらかしたんです(笑)

私の同級生には、県内で5位になったことがあるほど優秀な子が一人いて、私の学年では、その子がほとんど1位を独占していました。

もちろん私も勝ったことは一度もありませんでした。

しかし、ある定期テストで、国語と数学が100点、社会と英語が97点、理科さえよければもしかしたら・・・、という状態になったことがありました。

そして最後に返された理科の点数は・・・、



66点!(ガーン!!)


2023.2.23エネルショック顔.jpg

だったのです(笑)

理科のテストで手応えがあったのかなかったのかは覚えていませんが、結果を見てショックだったことはハッキリと覚えています。

数年前に、実家で当時の成績表を発見し、その記憶がよみがえってきたのです。


息子の学年は、優秀な子がとても多いのですが、その中でもほとんどのテストで1位をとっているすごい女の子がいます。

一度だけ息子が勝って1位をとれたことがあるのですが、それもたったの2点差でした(笑)

息子は、もしかしたら今回は・・・、

と期待していたのだと思います。

息子の数学の結果を聞いた時、私は、

「息子よ、その詰めの甘さはお父さんからの遺伝かもしれん。マジですまん!」

と、心の中であやまりました(笑)

あ、一応息子の名誉のために言いますが、息子の数学は、80点は超えていました(笑)

何はともあれ、今回分かった課題を次に向けて改善できるよう、自分で考えて行動してくれればいいなぁと思っています。


さて、そろそろ娘も帰ってくるかな。

妻は韓国ドラマ、息子は勉強しているようです。

私もぼちぼち授業の準備をしようと思います。


それでは、今日はこのへんで。



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posted by 塾長パパ at 16:13| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 子育て日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月10日

成長無き350点より、努力あっての200点!

みなさん、こんにちは。
今日はずいぶん冷え込んでいますね。
私の地元は夕方から夜にかけて雪で、20〜40cmの積雪の予報となっています。
明日の朝は雪かきからスタートとなりそうです。
と言っている先から、がっつり雪が降ってきました〜。
みなさんも、圧雪での転倒や交通障害にお気をつけください。


さて、今回は子育て日記。


昨日と今日、息子が期末テストに臨んでいます。

昨日の塾の授業は息子の学年でした。

各自で今日のテスト対策を進めさせ、分からないところを個別に指導しました。

息子は塾の授業後も、いったん夕食を食べてから、再度最終チェックに励んでいました。

おかげで私も、夜中の12時まで息子の家庭教師をする羽目に・・・(笑)

昨日の1日目は、国語、理科、保体、技家の4教科だったようです。

国語と理科はまずまずだったようですが、実技教科は手応え無しとのこと。

今日は、英語、数学、社会と、なかなかハードな教科。

いろいろと不安はあるようでしたが、今朝もギリギリまで最終チェックをして出ていきました。


いつも言っていますが、今回も勉強には口を出さず、協力を頼まれた時のみサポートするようにしました。

テストというのは、良い点数を取ったという結果が重要なのではありません。

自分が望む結果を出すために、何をすべきかを自分で考えそれを実行する、という「主体性」を養うことが重要なのです。

結果ではなく過程なのです。

5教科でいつも400点ぐらいの子があまり勉強せずにとった350点よりも、

5教科でいつも120点くらいの子がたくさん努力してとった200点の方が、

はるかに価値があるのです。

そこには、大きな「成長」があるからです。


昨日、息子から少し残念な話を聞きました。

ある学習塾に通っている子が、

「技術・家庭の問題が、塾でやった過去問と全く同じ問題だった。」

と言っていたそうです。

もちろん、塾で過去問をやらせるのは特別なことでも悪いことでもありません。

むしろ、地域密着の個人塾などでは、テストの度に生徒さんから問題用紙を借りてコピーし、定期テストの過去問を保管しておくのが当たり前と言えるでしょう。


しかし、私の塾では、開塾当初から一貫して定期テストの過去問はやらせないようにしてきました。

それは、先述した通り、子どもたちにとってテストで良い点をとることよりも、主体性を養うことの方が大切だと考えているからです。

私の塾では、テストが近くなると、各自で対策の仕方を考え、必要な教材を持ってきて自分で対策を進める自習時間をとるようにしています。

もちろん、対策の仕方が分からない生徒にはアドバイスをし、解説を読んでも解き方が理解できない問題は個別にしっかり指導します。

自分で課題を見つけ、自分で解決する能力を養うためのとても重要な時間です。

2023.2.10中3授業.JPG
自習時間は各自がやるべきことを考え、集中して取り組んでいます。


過去問をやらせて、もしそれと全く同じ問題が出てしまったら、大して勉強していなくても高得点がとれてしまう可能性があります。

それは、過程に対して適切な結果ではありません。

それでも、きっと子どもは、自分の実力だと勘違いしてしまうでしょう。

そして、次からも「過去問をやれば大丈夫」という近道を通ろうとしてしまうでしょう。

それだと、子どもたちは「真の生きる力」を身につけることができません。

楽な道は、人を成長させないのです。

大人が教えるべきは、険しい道の歩き方です。

2023.2.10ナルト.jpg

確かに、学習塾にとってテスト結果は死活問題です。

しかし、生徒に点数をとらせることを目的としてはいけないと私は考えています。

生徒のより良い未来を考えるなら、結果だけを求めて安易に楽な道を教えてはいけません。

あえて厳しい道を自分で進ませなければならないのです。

過保護なサポートは、子どもたちの主体性を失わせてしまいます。

2023.2.10結果より過程ジョジョ.png


これは、学習塾だけではなく、子育てや学校教育でも全く同じです。

野菜に例えれば、水やりをギリギリまで減らし、野菜本来の生きる力を引き出すようにすると、野菜が劇的に美味しくなるということです。

子育てや教育でも、口と手はできるだけ出さないようにする。

ただし、目だけは絶対に離さないようにする。

そして、口や手を出すべきギリギリのラインを見極めるということが、

最も重要なのだと思います。

まあ、それがめちゃくちゃ難しいんですけどね・・・(笑)


息子の話を聞き少し残念な気持ちにはなりましたが、どこの学習塾でも子どもたちの未来を想う気持ちは同じだと思っています。

結果を重視する指導から一歩先に進み、子どもたちの主体性を引き出す指導へと変わっていく塾がもっと増えるといいなぁと思いました。

2023.2.10困難な道.jpg
険しい道こそが、人を成長へと導きます。


さて、かなり頑張ってテスト対策をしていた息子。
今日のテストの手応え、そして結果やいかに。
テスト結果についても、また後日書きたいと思います。

それでは、今日はこのへんで。

うーん、気温が上がらず寒い!
みなさんも暖かくしてお過ごしください。


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posted by 塾長パパ at 13:47| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 子育て日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月06日

頭の良い子に育てない子育て #12                    実は間違いだらけな子育ての常識E

みなさん、こんにちは。

またまた、大変ご無沙汰してしまいました。

さて、今回は約2ヵ月ぶりの「頭の良い子に育てない子育て」シリーズです。

昨年の10月から12月にかけて書いていた、「実は間違っている子育ての常識」の続きです。

以前の記事で私が挙げた「実は間違っている子育ての常識」は以下の10個。


@子どもが親の言うことを聞くのは当たり前?

A子どもは親を信頼している?

Bしつけは厳しくするべき?

C子どもが失敗しないようにサポート?

Dゲームやスマホを持っていないと仲間外れになる?

E良い中学、良い高校、良い大学、有名企業?

Fテストの点数が良ければ褒める?悪ければしかる?

G先生の教え方が悪い?学校の対応が悪い?

H英語、音楽、スポーツ・・・、早期教育は大事?

I子育てに正解はない?


今回は、Eについて書きたいと思います。

まず初めに断りを入れておきますが、これは、難関校や大手企業を目指すことが悪いと言っているわけではありません。

最終的な目的までのビジョンがあり、その通過点としてその学校に入る意義がある、その会社で働く必要があるということなら、それは素晴らしい進路選択だと思います。

そうではなく、レベルが高いから、有名だから、入れたら親としても鼻が高いから、そこに入れば良い人生が歩めるから、そんな理由で目指すなら、絶対にやめた方がいいですよということです。

2023.2.6学歴主義のおばさん.pngsmall1200quality90typepng
さすがに、今の時代でこういう親は少ないと思いますが・・・(笑)


そこに入った後どうしたいのか、その目的がハッキリしていないと、たとえ合格できたとしても、その後が続かなくなります。

入ることが目的となってしまっていたため、目的を果たしたと安堵し、燃え尽き症候群にもなりかねません。


実は、私自身がそうでした。

私は、まったく高学歴ではありません。

しかし、高校受験、大学受験、就職活動などの進路選択では、できるだけレベルの高いところ、名の知れたところ、周りからの評価が高いところ、という基準で選んでしまっていました。

もちろん、目標を高く持って努力することは、自分の成長につながるのでとても良いことだとは思います。

私も、目標に向かって必死に努力したことは、大きな自信につながりましたし、今でも人生の糧となっています。

しかし、問題は目標を達成した後でした。

入学することが目的となってしまっていたためにその先の目標がなく、入学後の学ぶモチベーションが上がらなかったのです。

高校では成績がどんどん落ちていき、2年生の時には下位2割に入ったこともありました。

それでも、大学受験という次の目標を設定することで、立て直すことができました。

大学に入った後も全く同じ状況でした。

大学入学という目標を達成して満足した私は、その後、大した目標も持たず、アルバイトと部活に明け暮れて授業はサボるという、堕落した日々を過ごしてしまいました。

大学3年生の終わりころになって就職活動の時期が来ると、私は懲りずに「大手企業に就職する」という、ビジョンも何もない見栄だけの目標を立てました。

そして、運よく住宅業界最大手の積水ハウスに就職することができました。

しかし、ここからが人生のどん底の始まりでした。

またしても入社することで目標を達成してしまった私は、その先のモチベーションを持ち合わせていませんでした。

当然、仕事は上手くいかず、営業でも全く成果を上げることができませんでした。

「お金持ちになって、いい車に乗って、いい暮らしをしたい」という漠然とした見栄だけの目標は持っていましたが、そのために何が必要かということを当時の私はまったく分かっていませんでした。
(そもそも、そういう目標の立て方自体が良くないのですが・・・。)

結局、私は大した営業実績を残すこともできないまま、積水ハウスを3年で退社することにしたのです。

社会で全く通用しない自分にショックを受け、何がダメなのかにも気づけず、そこから私は迷走し続けることになります。


結論を言ってしまえば、私は周りから高く評価されることを目的に道を選び続けていたために、その進んだ道でさらに自分を高めようという努力を怠ってしまっていたのです。

そして、その道に進んだことで満足し、特に大学の時などは堕落しきった生活を送っていました。

そんなことをくり返していれば、良い人生を送るうえで最も重要な「人格」が磨かれるはずもありません。

そう、私に決定的に欠けていたのは、すべての土台となる「人格」だったのです。

その中でも、「どんなことにも全力でチャレンジし、自分を高め続ける姿勢」がまったく身についていませんでした。

大学時代も社会人になってからも、面倒くさいことからは逃げ、上辺だけのスキルで何とかごまかそうとしてばかりいたように思います。


あくまで私の経験から学んだ私の考えですが、地位や名誉を得て見栄を張りたいだけの理由で、自分が進むべき道を選ぶのはやめた方がいいです。

「どこで学ぶか、どこで働くか」ではなく、「どう学ぶか、どう働くか」を軸にして考えるべきでしょう。

自分がどのような人間になりたいのか、どのように社会に貢献していきたいのか、どのような人生を送りたいのか、そういった「人生の目的」があって初めて、そこに向かうための目標が設定できるわけです。

親のエゴで、子どもの進むべき道を親が決めるなどあってはいけません。

親の役目は、進路についてのいろいろな情報を与えたり、仕事や社会、将来についてのことを話題にしたりして、子どもが自分の未来について考える機会を多く作ってあげることです。


別記事でも書きましたが、私は息子が6年生になった時、こんな質問をしました。

「中学受験はするの?」

すると息子は、

「しないよ。だって受験する理由が無いもん。」

と即答しました。私は、

「そうだね。お前がそう思うならそれでいいと思うよ。」

と答えました。

もちろん、4年生や5年生のころから、中学受験のメリットやデメリットは伝えていましたし、もし受験したいとなってもいいように、力試しで模試を受けたりもしていました。

すべて理解した上で、自分の将来のために中学受験は必要ないと息子が判断したので、私はそれでいいと思ったのです。


また、私は、高校受験を控えた中学3年生の塾の生徒たちにもいつも同じことを伝えています。

「どの道を選ぶかも確かに大切だけど、
 選んだ道をどう進むかの方が100倍大切なんだよ。」


2023.2.6全力で走る.jpg
自分が選んだ道を全力で走り続ければ、その道が正解となる


どの学校を卒業したか、どの会社に就職したか、そんなことで人生が決まるなどということは絶対にありません。

地位も名誉も、幸せな人生には必要ありません。

人生を決定づけるのは学歴や役職ではなく「人格」です。

人格とは、「生き方」そのものです

人格を磨き、自分を高め続ける姿勢を身につけられた人だけが、楽しく幸せな人生を送ることができるのです。


子どもたちが夢を持ち、その実現に向かって進むべき道を見つけられるよう、大人が導いてあげられる社会になるといいですね。

2023.2.6道の選択.jpg

それでは、今日はこのへんで。

今週も1週間がんばりましょう!!


最後まで読んでいただきありがとうございます。
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posted by 塾長パパ at 16:19| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 頭のよい子に育てない子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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