
今日も、開いた口がふさがらないような教師による不祥事がニュースになって
いましたね・・・。
もはや、あきれて内容を書くのも嫌なので書きませんが。
そんな非常事態のさなか浮上している教員2万人増員案。
これは、1学級の定員を40人から35人に減らすために必要な教員数です。
教師の目が全ての子供たちに届くようにするための措置。
大いに歓迎すべきことで、私も賛成です。
しかし、ここで重要な問題が発生します。
冒頭でも書いた通り、現在、不適格教員が激増している非常事態にあるという
ことです。
現行の教員採用試験のままに単純に採用数を増やすのならば、大問題です。
それは、採用のボーダーラインが単純に下がることを意味し、教員の質の低下
は免れないからです。
ただでさえ非常事態にあるのに、そんなことになれば日本の教育水準は下降の
一途をたどることになるでしょう。
不祥事や犯罪が増えることも必至です。
そうならないためには、今回の増員計画に伴い、教員採用のあり方をしっかりと
検討しなければなりません。
少し前には、教員養成課程は医学部と同様に6年制にすべきだ、といった意見
や、教育実習を1年間にするべきだ、といった意見が出されていました。
私は、こういった意見はとても良い案だと思います。
厳しい道のりを辿ってでも教員になりたい、そういう情熱を持っている人にこそ
子供たちの未来をたくせるのではないでしょうか。
不祥事や犯罪が相次ぎ、それでも教員を増員しなければならない今こそ、そう
いった制度改革を本気で議論するべき時ではないでしょうか。
子供たちの人生と日本の未来がかかっていることです。
議論に議論を重ねた上で、より良い制度作りを行ってほしいものです。
明日から久しぶりの2連休をとり、温泉に行ってきます。

しばらく休みという休みがなく、家族サービスを全くしていなかったもので・・・。

温泉では、妻や妻の両親と大いに議論を交わし、我が家の制度(家訓)作りを
行ってきたいと思います。(笑)
では、皆さんも良い休日をお過ごしください。

お休みなさい

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