みなさん、こんにちは。
前回に引き続き、今回もふり返り子育て日記。
先週の金曜日に行ってきた、息子の三者面談について書きたいと思います。
そして、子どもへの親の関わり方についても、私の考えを少しだけ。
【中1息子の三者面談】
当日、息子の学校での様子は息子からしか聞いていないので、どのような話をされるのか少しドキドキしながら学校へ。
息子は、私の100倍くらい緊張している様子でしたが・・・(笑)
三者面談の事前アンケートには、
「親に見えていない部分もあると思いますので、学校生活における息子の課題などがあれば教えていただきたいです。」
と書きました。
面談では、息子の家庭での様子や進路についての考えなどを聞かれました。
私は、
「家庭での学習面については、自分なりに目標を決めて、計画を立てながら進めているようなので、何も言わないようにしています。もちろんダラダラしている時も多々ありますが、そこも自分でコントロールしてもらえればと思っているので、できるだけ何も言わないように、めちゃくちゃ我慢しています(笑)。進路については、これからいろいろな高校を見に行ったりしながら、本人が行きたいと思う高校を見つけられればと考えています。」
といった話を先生にお伝えしました。先生からは、
「いつもクラスをまとめてくれて、私がやる前に全部やってくれているのですっかり頼り切ってしまっています。友達とも毎日とても楽しそうに過ごしています。勉強も部活も一生懸命やっていてすごいなぁと感心しています。すみません、もう本当、何も言うことありません。褒めるところしかありません。」
と言っていただきました。そして、
「どうすればこういう子に育つのでしょうか?」
と聞かれました。
私は、
「できるだけ本人に任せて、親はサポートに回るようにしているだけです。まだまだ課題がたくさんあるので、自分で考えて改善し、さらに成長してほしいところです。」
と、お答えしました。
実は、小学校のときも、息子を担任してくださったほとんどの先生から、このような質問をされてきました。
先生方にこのようにおっしゃっていただくのは本当にありがたい限りです。
「頭の良い子に育てない子育て」を実践し続けてきて心から良かったと思える瞬間です。
とはいえ、息子には、必死に考え、とことん謙虚に、愚直に自分を磨き続けていってほしいと思います。
ということで、先週、無事に三者面談を終えた息子でしたが、突然、一昨日から今週いっぱいが学年閉鎖となってしまいました。
もちろん、新型コロナウイルスの影響です。
来週には後期中間テストがあるのでやや不安ですが、勉強できる時間が増えたと思うしかないね、と息子と話していました。
と・こ・ろ・が、です!
息子さん、本当ならば学校で授業を受けているはずの時間帯に、ひたすらダラダラしております!
机に向かって勉強し始めたと思ったら、20分程度してすぐにウロウロ、テレビをつけてみたかと思えば、今度は外に出て野球の素振りをしてみたり・・・。
まあ、落ち着いて、集中して勉強することができていないようです。
しかーし!
それでも私は何も言わないのです!
あ、何も言わないはウソでした(笑)
ひとことだけ口出ししてしまいました。
ウロウロしていた息子が何となくテレビをつけ、そのままダラダラ見ようとしていたので、
「特に見るものが無いのに、惰性でテレビをつけるのはやめた方がいいんじゃない?録画していたものを見ようとしたなら分かるけどさぁ。」
とアドバイスしました。息子も、
「うん、確かに。やばい、やばい。」
と言って、テレビを消してまた勉強部屋に戻っていきました。
息子がどれだけダラダラしていても、
私は「勉強しなさい」はもちろん「〜しなさい」という言葉は絶対に言いません。
あくまでも、息子の行動は息子に選択させ、その結果をすべて自分の責任で受けとめさせることが重要だと思っているからです。
その結果を受けて、主体的に自分の課題を改善していく習慣を身につけてほしいと考えています。
そして、親が子どもをコントロールしようとしている限り、この習慣は決して身につかないのです。
また、これは本当に不思議なのですが、子どもたちというのは、大人が何か言おうと思った一言をいったん飲み込むと、それから数分後に自分でしっかりと動き始めるものなのです。
私は15年に渡って数百人の子どもたちと直接関わってきましたが、これについてはここ数年間で確信したことです。
我が子はもちろん、塾の生徒さんたちにもこの傾向が多く見られます。
大人が声をかけようとするタイミングが、子どもたちにとってはやや早すぎるのかもしれません。
今まさにやろうと思っていた時に、親から「〜しなさい」と言われて一気にモチベーションが下がる、これは親のみなさんも子どもの時に経験があると思います。
子どもに対して何かを言いかけた時は、いったんそれを飲み込んでみて、様子を見てみると良いかもしれません。
人生は、自分で判断し、選択し、その結果を受けとめる、そのくり返しです。
親の後をついていくのが子どもの人生ではありません。
難しいことですが、子どもが進む道は本人に選ばせる、そして、それを親が全力でサポートする、これが正しい親子のあり方だと私は考えています。
これからも、ブレずに「頭の良い子に育てない子育て」を続けていきたいと思います。
自分の道は自分で選ぶのです。
さて、今日はこの後、8年間務めさせていただいている町の「子ども・子育て支援事業計画策定等委員会」の会議に出席してきます。
町の子育て環境がもっともっと良くなるように、しっかりと議論してきたいと思います。
また、塾では、年に2回実施している小学生対象の学力テストの第2回を今週実施しています。
今日は、娘の学年が受ける日なので、娘にも頑張ってもらいたいと思います。
今週は娘、来週は息子とテストが続きます。
どのような対策をし、どのような結果が出るのか。
そして、その結果を受け、それを今後にどう生かして成長していくのか。
そこに注目して様子を見守りたいと思います。
では、今日はこのへんで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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