みなさん、こんにちは。
ゴールデンウィーク、本当にあっという間に終わりましたね(笑)
みなさんは、ゆっくりと満喫できたでしょうか。
我が家のGW後半4連休は、息子と娘の野球三昧でした。
3日、息子の練習試合。
4日、娘の練習と息子の大会。
5日、娘の練習。
6日、娘と映画デート。
連日天気も良く、一日中外にいたので、すでに真っ黒です。
最終日だけ予定がなかったので、久しぶりに娘と映画を見に行ってきました。
あっという間ではありましたが、充実したゴールデンウィークを過ごせました。
ドラえもん、おもしろかったです!
さて、今回はちょっとホッとした息子の成長を。
4日の大会で、打撃不振に悩んでいた息子が、ようやく長いトンネルから抜け出したようです。
ここ数ヶ月間、練習試合などでなかなか安定した打撃ができていなかったようで、いつも練習試合につきそっている妻からも、「なかなか打てないんだよねぇ。」と報告を受けていました。
練習試合は土曜日に行われることが多く、土曜日も仕事の私は見に行くことがなかなかできません。
そのため、何が原因なのかも私には分からず、アドバイスすることもできないでいました。
そもそも野球経験者ではない私に、的確なアドバイスができるかというと微妙なのですが・・・。
しかし、3月末に息子と娘をバッティングセンターに連れて行った時、私はあることに気がつきました。
息子と娘のバッティングフォームが、改善すべき点も含めてほぼ同じだったんです。
そして、二人とも打てずに悩んでいる・・・。
私は、まず娘にフォームの改善をアドバイスし、練習をくり返しました。
すると少しずつヒットを打てるようになり、最終的に前回のブログで書いたスリーベースヒットにつながったのです。
私は、息子にも同様のアドバイスをしました。
中学3年生で野球経験6年の息子が、野球素人の父親のアドバイスは聞かないだろうなぁと思いながら・・・。
しかし、意外にも息子は、
「なるほどねぇ、やってみるか・・・。」
と、素直にアドバイスを聞き入れ、学校の部活でも意識して練習していたようでした。
それから数週間経ち、ゴールデンウィーク中に息子の練習試合と大会を見に行ったのです。
息子のバッティングフォームはこれまでと大きく変わっており、しかも完全に自分のものにしている様子でした。
かなり練習を重ねたのでしょう。
4日に行われた大会。
第1打席はフォアボールで出塁しました。
1点リードされ、ランナーを一人置いて迎えた第2打席。
息子がフルスイングした打球は、外野を大きく超えていきました。
それがランニングホームランとなり、逆転に成功。
中学校では初のランニングホームランでした。
第3打席では、またもランナーありで長打が出れば相手を突き放せる場面。
ここで相手は、なんと申告敬遠を選択してきました。
中学生の試合でそれはないだろうと思いましたが、相手の監督からすると、息子のランニングホームランを見て、また打たれる確率が高いと判断したのでしょう。
第4打席は、再び相手に逆転された後のランナー無しの場面で回ってきました。
相手の監督もさすがにここは勝負。
息子はしっかりとヒットを打って、先ほどの申告敬遠に対してお返しをしてやりました。
申告敬遠がなければ、本当は今うちが勝っているんだぞ!
と言わんばかりのヒットで痛快でした。
残念ながら試合には負けてしまいましたが、息子は新しいフォームでヒットを打つ感覚をつかんだようで、今月下旬に迫った最後の中総体に向けて期待が持てそうです。
ピッチングはだいぶ安定してきた息子
そんな息子は昨日から修学旅行で東京に行っております。
大いに楽しんでいることでしょう(笑)
最後に、息子のエピソードから、成長に不可欠な要素と子育てのポイントをひとつだけ。
特に、反抗期を迎えているお子さんのいるママ、パパには、もしかしたら役に立つかもしれません。
まず、これは大人も子どもも関係なく同じなのですが、成長を圧倒的に早める要素のひとつが「素直さ」です。
今回、息子は、私のアドバイスを素直に受け入れ実践しました。
そして、今回はたまたまかもしれませんが、上手く結果が出て自分のレベルアップにつながりました。
アドバイスを素直に受け入れ実践できる人は、どんどん成長していきます。
実践して上手くいかなければ、またやり方を変えれば良いだけです。
実践したアドバイスの数だけ、自分を成長させる道具が増えるのです。
自分の考え方ややり方に固執し、アドバイスを聞き入れない人は、なかなか成長できません。
とはいえ、「いやいや、うちの子は親の言うことを一切聞き入れないよ。」という方も多いことでしょう。
そんな方は、まずご自身のアドバイスの仕方をふり返ってみてください。
「〜しなさい。」や「そのやり方じゃダメだよ。」など、押し付けや否定の入った言い方をしていないでしょうか。
そういった表現のアドバイスは、反抗期の子どもはおそらく受け入れないでしょう。
そもそも、反抗期というのは、親からの自立を促すための成長期です。
だから、親の言う通りに行動することを嫌がるのです。
そんな時期に、「ああしなさい、こうしなさい」と、親の言う通りに行動させようとするのは完全に逆効果です。
大切なポイントは、「本人に選択させる」ということです。
私は、今回息子にアドバイスをする時、
「こうやってみるといいかもね。一回練習で試してみたら?最終的に合うか合わないかは自分で判断してみればいいし。」
と、あくまで一つの選択肢として提案しました。
そして、ここから先は、私はもう口を出しません。
この先は、やるかやらないかも含めて、子どもが自ら選択し行動する段階だからです。
親のアドバイス通りでも、自分で選択して行動したんだと思えることが重要だからです。
やるかやらないかの判断を本人に任せるようなアドバイスの仕方をすれば、子どもも素直に受け入れやすくなるのです。
もしアドバイスを受け入れなかったとしても、それはそれで、その判断を尊重してあげなければなりません。
よく、親の言う通りにさせて上手くいった時に、
「だから言っただろう。言う通りにして良かったな。」
なんてドヤ顔をして言ってしまう親がいます。
私の考えとしては、それは単なる親の自己満足であって、子どもの自立や成長にとってはマイナスでしかありません。
例えどんなに良いアドバイスをしたとしても、それを実際に行動に移すかどうかは子どもが選択しているのであって、褒めるべきは実行した子どもの判断です。
もちろん私も、
「よく新しいフォームをしっかりものにするまで練習したなぁ。良いバッティングだったよ。」
と、息子の行動にフォーカスして伝えました。
反抗期の子育てが難しいのは百も承知ですが、反抗期の特性を正しく理解し、子どもに選択させるようなアドバイスの仕方をすれば、子どもの成長を後押ししてあげられると私は思っています。
何か少しでも参考になれば幸いです。
では、長文になってしまいましたが、今回はこの辺で。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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