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子育てパパランキング

2022年09月19日

2人とも、やるじゃん!−親は数字や結果なんて追わなくていい−

みなさん、こんばんは。

今回は、息子と娘のエピソードから考える「頭の良い子に育てない子育て」の話。


先週の金曜日、娘は、帰宅するとすぐに息を弾ませながら、

「今日スポーツテストの結果返された。何だったと思う?」

と、私と妻に判定の予想を聞いてきました。妻が、

「そうなんだ。うーん、もしかしてA?」

と言うと、娘は、

「そう!Aだった!クラスで1人だけだって!」

と嬉しそうに話しました。

私は、

「おぉ、すごいね!おめでとう!いつも外で元気に遊んで、体育の運動とかも頑張っているからだね!」

と伝えました。


その後、私は塾の授業に入ったのですが、休憩でリビングに戻った時、今度は帰宅したばかりの息子から報告がありました。

「お父さん、今日、実力テスト返されたんだけどさぁ、学年1位だった。やばくね?」

だって(笑)

夏休み明けに実施された実力テストの結果が出たとのこと。

初の1位でした。

私は、

「マジか、すごいじゃん。夏休みけっこう頑張ってたから、その成果だな。」

と伝えました。


私は、運動にしてもテストにしても、子どもたちに良い結果を出すように伝えたことは一度もありません。

私が実践してきた「頭の良い子に育てない子育て」は、結果や数字よりもその前の過程を重要視しているからです。

どれだけ自分を高めようと努力したのか、それが全てです。

たとえ結果が出なくても、自分を高めようと頑張っていたのであれば全然オッケー。

逆に、結果が良かったとしても、それほど頑張っていなかったのなら、結果だけで褒めるということはありません。

まあ、実際は、頑張らずに結果が出るということはほとんどありませんが・・・。

子どもたちには、

「結果には必ず原因があり、結果を求めるならその原因を作らなければならない」

という「原因と結果の法則」を身につけてほしいと思っています。

だから私は、結果が良かった時も、その結果の原因となった行動をより強く褒めるようにしています。


子育てでは、どうしてもテストの点数やスポーツの成績など、数字や結果を子どもに求めてしまったり、その結果で評価してしまったりしがちです。

しかし、そのような子育てをしていると、子どもたちは「結果がすべて」という考え方を身につけてしまう恐れがあります。

実社会に出れば結果で判断されるのだし、それの何が悪いのか、と思う方もいるかもしれませんが、そういう考え方は、以下のような思わぬ副作用を招くことがあります。


@頑張らなくなる

頑張ったのに結果が出なかった、そして怒られた、という経験をすると、頑張っても怒られるなら頑張らない方がマシという考え方になりがちです。

Aチャレンジしなくなる

もし頑張って結果が出なかったらどうしよう、頑張っても結果が出なかったら意味がないし、という不安や恐怖を感じてしまい、難しいことにチャレンジしようとしなくなります。

B楽をして結果を出そうとする

結果を出せばよいという短絡的な考えから、楽な方法をさがしたり、最悪不正をはたらいたりしてしまいます。


当たり前ですが、これらは人生をダメにしてしまう習慣です。

では、そうならないようにするにはどうすればよいのか。

それは、子どもたちに、

「結果なんて気にしなくていい。失敗なんて何回してもいい。大切なことは、難しいことや面倒なことにも全力でチャレンジし、失敗から学び、自分を高め続けていくことなんだよ。そうすれば、結果を出そうとしなくても勝手に求める結果はついてくるんだから。」

と伝えてあげれば良いのです。

親はできるだけ口を出さないようにし、子どもが何かにチャレンジしている時は、全力でサポートと応援をしてあげれば良いのです。

親に見守られているという絶対的な安心感が、子どものチャレンジ精神を生むのです。

2022.9.19見守られている子ども.jpg
親に見守られていることを実感している子どもは、
どんなことにも臆することなくチャレンジできます。


私がここまでの子育て13年間で、子どもたちに求めてきたものは一貫して2つのことだけです。

「すべてのことに感謝し、周りのすべての人を思いやる心」

「どんなことにも失敗を恐れずに全力でチャレンジし、自分を成長させる姿勢」

この人格の2本柱さえ身につけることができれば、学力や運動能力、コミュニケーション能力などはもちろん、あらゆる領域において自分の能力を高めることができます。

そして、当たり前に結果はついてくるのです。

「勉強しなさい」という言葉は必要ありません。

「あなたにできないことなんてないんだよ。
 何回失敗してもいいから、できるまで続けてみてごらん。
 必ずできるようになるから。」

と伝え続ければいいだけです。

そして、子どもが何かにチャレンジしたのなら、結果はどうであれ、そのチャレンジしたことを称賛しましょう。


親バカですが、今回、私が追求し、実践し続けてきた、学力や結果を追わない「頭の良い子に育てない子育て」が、間違いなかったということを子どもたちが証明してくれました。

これからも、数字や結果ではなく、人格を追求した子育て、

「頭の良い子に育てない子育て」

を、愚直に継続していきたいと思います。


それでは、今日はこのへんで。



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posted by 塾長パパ at 22:46| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 塾長パパ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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