みなさん、こんにちは。
いきなりですが、今回は塾長パパの自己紹介をしたいと思います。
「今さらかい!」
というつっこみが聞こえてきそうですが・・・(笑)
以前このブログでも書いた通り、私は子育て本の出版を目指しています。
そのためには、自分の子育て術について整理していくために、経験や考え方をどんどんアウトプットしていく必要があると考えています。
そこで、このブログで塾長パパ流の子育て術を発信していこうと思います。
私の子育て術や子育てに対する理念は、私自身の生い立ちや経験、学びすべてが土台となっています。
私自身がどのような人間でどのような生き方をしてきたのか、ということを先に知っていただいた方が、塾長パパ流の子育て術をより理解していただけると考え、まずは自己紹介を書くことにしました。
以下、塾長パパのプロフィールです。
【塾長パパのプロフィール】
田舎町で生まれ育った私は、勉強も運動もトップクラスで、そこそこの優等生だった。
小学校、中学校と文武両道で充実した日々を過ごし、高校は県内でも上位(当時)の進学校へ。
高校でも、勉強、運動ともに大きな挫折を経験することなく、教員を目指して教育大学へ進学。
ここまでは順風満帆と言える人生だった。
しかし、大学入学後の私は堕落しまくりの生活を送ってしまう。
アルバイトと部活と遊びに夢中になり、授業はサボってばかり。
それでも何とか進級し、4年次の就職活動では、業界最大手の企業から内定をいただいた。
喜んだのもつかの間、卒業旅行の前日に、単位が足りず卒業できないことが判明。
卒業旅行は私だけキャンセルし、半年間、1科目のためだけに大学に残ることに。
もちろん内定も取消しとなった。
ここで自分がすこぶるダメ人間だということに気づけばよかったのだが・・・。
常に実績や周りからの評価を気にして生きてきた私は、いい高校、いい大学、いい企業、そればかりを判断基準としてきた。
見栄でコーティングされた私の中身、人格はスカスカだった。
そんな私は、何を血迷ったか、二度目の就職活動で、一度内定取り消しになった大手企業をもう一度受けるというウルトラCにでる。
ふつうは大変な迷惑をかけて申し訳ないとか、恥ずかしいとか、そういう想いから再度受験するなどということはありえない。
しかし、当時の私は大手企業に入りたいという気持ちだけのどうしようもない奴だった。
そして、さらに何を血迷ったか、その業界最大手企業は、私に再度内定を出してしまったのである。
(もちろん内定取り消しになったことは把握した上で)
「営業でバリバリ稼いで金持ちになってやるぜ!」
意気揚々と社会にとび出した私だったが、それまでに培ってきた学力やスキルは全く通用せず、営業成績は同期の中でまさかの最下位。
それでも、そんな自分を受け入れられず、自分への周囲の評価が下がることを恐れるあまり、うそと言い訳に終始した。
入社後、体重は20kg増え、借金を200万円つくり、精神的にも心療内科を受診するまでに・・・。
二度も採用してくれた恩ある会社を3年で辞め、その後は職を転々とした。
結婚後1年で妻に借金がばれ、離婚の危機にも陥った。
営業成績をごまかし、会社を解雇されたこともある。
まさに人生のどん底、人としてのド底辺まで転げ落ちた。
それでも私を見捨てないでいてくれた妻に助けられながら、どん底から這い上がろうともがき苦しんだ。
そんな暗闇の中で見えてきたのは、子育てや教育の本質だった。
それは、最高の人生を送るために必要なのは「学力やスキル」ではなく「人格」であるということ。
これまで、実績や評価、見栄で自分をコーティングすることに終始して生きてきたため、肝心の人格を磨くことが疎かになっていたということに気づく。
自分と自分の人生を変えるために生き方を学び、必死に人格を磨き続けた。
人格の向上とともに、どん底にあった人生の質は劇的に向上していった。
「人格=人生」だという思いが確信に変わった時、日本の教育がその本質からずれ、学力やスキル偏重の誤った方向へと進んでいることに危機感を募らせた。
そして、私は日本の子育てや教育に革命を起こすことを決意する。
プロの家庭教師に転職し、マンツーマン指導をする中で、ご家庭の子育てと子どもの成長がどのように関係しているかを研究し始めた。
生徒さんからも保護者の方からも、じっくりお話を聞くことができたので、とても有益な情報をたくさん得ることができた。
その経験から得た学びや、人生の質を向上させるために学んだ成功哲学、当時ブームだった子育ての脳科学、心理学、それらを融合させて確立していったのが塾長パパの子育て術。
そして、息子が生まれた12年前、いよいよ「人格主義の子育て」をスタートさせる。
仕事以外のすべての時間を子育てに投資し、様々な子育て術を実践する。
その様子を備忘録としてブログで書き始める。(当ブログ)
息子の誕生から1年半後、東日本大震災を機に独立する。
昼間は妻と全力で子育て、夕方から夜にかけてはプロ家庭教師業という生活が始まる。
独立から2年後の2013年には、自宅で学習塾を開業し「人格主義の教育」の普及を目指す。
2013年は、息子の幼稚園入園、娘の誕生、学習塾の開業が同時に重なり、とんでもなく慌ただしく、最高に楽しい日々を過ごす。
塾では、学校での勉強に加えて、「夢を叶える方法」や「人格の磨き方」、「良い人生を送るための思考法」などを指導。
これまで一貫して「人格主義の子育てと教育」を実践し続けている。
また、塾長パパ流の子育てメソッドを広く知ってもらい、一人でも多くの子育てに悩む親の役に立ちたいという想いから、現在子育て本の出版を目指している。
(終わり)
息子が生まれてから12年、娘が二十歳になるまであと12年。
我が家の子育ては、ようやく折り返し地点についたところです。
私も妻も自分たちの子育てが間違いなかったと心から思えています。
息子も娘も、私や妻が「こんな子に成長してほしい」と思っていた通りに成長しています。
これまで私たちが子育ての柱としてきたのは、たった2つのことだけ。
「すべてのことに感謝し、周りのすべての人を思いやる心」と
「どんなことにも全力でチャレンジし、自分を成長させる姿勢」です。
そう、すべて「人格」という人生の土台を育むための子育てを行ってきました。
テストでいい点数をとれるようにとか、いい大学、いい会社に入れるようにとかは、まったく考えていません。
ただ、この2本の柱を基にした人格を高める子育てをしていれば、結果的にあらゆる能力が身につきます。
もちろん学力も当たり前に高まるのです。
あくまで結果的についてくるというところが重要なのです。
そう、私が実践してきた子育てを一言で表すなら、
『頭のよい子に育てない子育て』
なのです。
これから、このブログで、塾長パパの子育て術について少しずつ書いていきたいと思います。
もちろん、これまで通り現在進行形の子育てについても書いていきます。
今後も、塾長パパと当ブログをよろしくお願い致します。
それでは、今日はこのへんで。
みなさん、よい3連休をお過ごしください。
よろしければ、12年前の初投稿もどうぞ。
ブログデビューした当時は ❝りょうパパ❞ でした(笑)
2010年05月13日
2年前に撮った写真です。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
ランキングの方も、応援していただけたらうれしいです!